ガラス。
June 18 , 2014
店舗デザインの依頼をお受けしている方から、一度見て来て欲しいという事で富山のガラス作家さんにお会いしてきました。
初めてみる技法で、とても綺麗な作品でした。
ガラス作品の照らし方など、とても勉強になりました。
また、いつも鉄の加工をお願いしている所にも行ってきまして、デザインと加工、荷重などの現実性と照らし合わせてきました。
鉄の方も色々とデザインしています。
木の家具に関していえば、大きなものでも一人で作る事ができますが、建築や鉄はそれぞれの専門の方に任せた方が、良いモノができます。
それも、実際に自分で「モノを作る」という事から教わった事のような気がします。あれもこれもできる、というところはそれぞれの質が低い事がほとんどで，中には設計士が職人の仕事もできるようなことを言いますが、それはその仕事、職人を軽く見ることにも当たりかねず、自分の場合は補助はしますが、手を出さないように心がけています。
建築はプロダクトと違い、人の手で出来ている事を現場で痛感しています。人の手は、持って産まれた器用さはほんのわずかだと気付かされます。
自分の仕事に毎回関わって下さる方には、本当に頭が下がる思いで、人間的に好きですし、感謝しています。
いつも無理を行って、また食い下がらずに申し訳なくも思っています。
自分の家もその好きな職人さんたちに作ってもらおうとデザイン中です。もちろんこの忙しさ、仕事第一ですっごい進んでいませんが…。