文机。
September 25 , 2011
唐木家具を分解して作リ直した、文机です。
画像上が修理前。天板が割れてしまったとのこと。
画像下が修理(作り直し、再塗装)後。
天板を直して新品にできるとお伝えしましたが、大きすぎて置く場所もなく、
できることなら小さな違う家具にして欲しいというご依頼でした。
天板の框部分で脚を作り、この家具のもつ構造を利用しました。
この木はオイルフィニッシュを嫌い、ウレタンなどの塗装で初めてその表情を活かせる素材です。
とても重たい木ですが、この文机はできるだけ軽く作っているため、女性でも持ち運びができます。
色々な家具屋さんに修理を依頼され、全て断られたとのことでしたが、
10種類程度の作り直せる家具をご提案し、デザインや構造についても、その場で絵で説明させて頂きました。
表現としては、vectorやshadeといったものでしていますが、絵の表現も大切だと思います。