
図面。
March 06 , 2016
現在は、図面の仕事が多くて色々と描いています。
店鋪デザインの図面を描くときは、職人さんに分るようにだけでなく、
現場監督さんがそれぞれの職人さんに伝えやすいように描く場合もあります。
ただ、加工順序や加工刃物、取付け順序や塗装方法が普通ではない場合、
職人さんに直接現場説明が自分の場合は手っ取り早く、図面が無駄になる場合も多くあります。
自分がお願いする大工さんたちは腕も、仕事に対する姿勢も良いのでスムーズですが、
お施主様からの依頼で家具屋としてハウスメーカーに入る場合はかなり大変です。
仕事をしやすいように外部を入れないようにするのですが、それよりも価格的なことを知られるのが一番怖いようです。
材木の名前が違ったり、違法木材だったり、金沢でも普通にたくさんあります。
違法木材を使う理由は、消費者にバレる事無く利益を上げる事が前提なので、実際の販売価格は変わりません。
知らなかったでは済まなくなってきていて、そのために住む場所を奪われる人達がいます。
ウチではそのことを避ける為に、ちゃんとした流通の木材を仕入れています。
話がそれてしまいましたが、画像は契約デザイナーをさせて頂いている新潟県のFRAMES&SONSの数年前のカタログ案。
結果的には印刷の線の関係でボツになって、単純な線のものになりました。
画像下は実際の商品で、クロはショールームに実物があります。
IFFTのTALENTSに選出された時に声をかけて頂いてから10種類以上商品化されていて、全部は手元にありませんが、図面や絵から商品が出来上がることをいつも楽しみにしています。
タグ: FRAMES&SONS