ソファ。

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座面の下地をとても早く上げて頂きました。

ウレタンが非常に良い状態で、下地段階でも高いレベルです。

広告撮影用に、ブラックチェリーとブラックウォルナットの製作に入っています。

 

店舗デザインをさせて頂いた東山の久りゅうさんに、新たにガラス棚を納めさせて頂きました。

他の追加家具の図面も仕上げている状態です。

 

フルオーダーの福祉用のアームチェアの2度目の試作が完成しました。

座る、ということは非常に漠然としたものだといつも思います。

その日、疲れた場所が違うだけで座る姿勢が変わり、その平均で座るクセがつきます。

椅子は、座った感覚がその人その人で全然違違います。設計段階で作る側がどのような意図で設計しているかが、

作り手の思想になる気がします。

(ダボではなく)ホゾの椅子を作れれば、全ての家具を作れる、と教わりました。

確かに、必要部材と寸法がガッチリ決まっていて、これほど曖昧なものはないと思います。

また、コスト的に縛りが一番厳しい家具と言えると思います。

試作は特に難しくコストがかかるので、建築家ですらオリジナルが作れない程です。

ウチにプロトタイプの製作の依頼もたまに来ますが、自分の場合はデザインもしているので意匠権のこともあり、

図面を拝見する所から避けています。

少し遅れていますが、福祉施設用の椅子の試作ももう少しで完成します。

 

先日の青山のファーマーズマーケットで、松屋銀座さんやセレクトショップにお声をかけて頂きました。

家具は難しいのですが、小物はいずれ東京で販売できるようになっていくと思います。

 

熊本の長男から、ライフラインがかなり復旧したと連絡をもらい、少し安心しました。

ただ、周りは家が倒壊した方も多いようで、以前大変だという事でした。

 

こういった事は、どこでも起こりうると思います。

日頃から、水を備える、少しでも良いから食料を備蓄する、すぐ外に出られるように避難用のスリッパを用意するなど、最低限の備えをすることが必要だと言われました。

まだ余震が頻発していて、デマも多く、心が休まらないという事でしたが、少しでも安心できる日常が取り戻せるよう、祈っております。

またできることを少しずつですが、していこうと思います。

 

 

 

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