ハコ、サク。

去年秋からウチの見習いとなったのりお君が作っている、アヒルとヤギのための箱と柵。

川俣正さんのワークインプログレスではないのですが、仮設性と、設計をある程度適当にして、出来上がりは本人に投げています。

こういったら聞こえはいいんですが、関わる時間がないだけです…。

 

予定よりかなり早く子やぎが産まれ、山羊乳をあげるのを母ヤギが嫌がり、瀕死になったのを救ったのも彼でした。

何度も何度も母山羊を無理矢理押さえつけて子ヤギにミルクををあげるのですが、自分は暴れられて母山羊のツノにより耳を負傷。

なんでもそうですが、言うだけだったり、数回やるだけならものすごく簡単ですが、実際に世話をするのはかなり大変です。

びっくりするくらいの力で噛むし、ツノで攻撃して来るし、暴れるし…。

 

今では子ヤギは跳び回り、とても元気そうにしていて、母ヤギもちゃんとミルクを飲ませるようになりました。

動物がいることは、のりお君には良いことに繋がっていると思います。

作品作りは、その人柄がモロに出ます。どれだけ繊細に作れるかという事は、繊細な性格だけではダメなように思えます。

 

 

先日、今年の受注状況についてお伝えしましたが、その後またお問い合わせ等頂きまして、年末以外は埋まっております。

追加をしたいと言って下さるお客様がとても多いのですが、納品がかなり後になり、大変申し訳なく思っております。

 

また、これほど山で動物もいるような所から、モダンなデザインが産まれていることは、誇りに思っています。

 

 



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