
3D。
January 31 , 2016
家具職人ということは、技術的に自信があるので肩書きを言われた時にそう答えています。
家具職人は、板の選定、木取りからはじまり、加工、塗装もできなければならないので、どれか一つを磨くという訳ではなくて、
全て出来なければ職業として成り立たないように思います。
ただ、職人がデザイン、スケッチや図面、3Dに起こせないというのは、職業を効率的に分けたいということからなっているような気がして、あまり良く思っていません。
作る事と、デザインする事は直結していると思います。
だから昔のデザインが現代でも愛されていると思います。
画像は4年程前に作成した3DCGです。
ラフのスケッチ段階で加工方法、塗装方法や、どの方向から撮影するとコンセプトが表現でき、綺麗に見えるかが見えています。
実際の展示は白い壁が前提だったので、カタチの美しさを見せる為に、黒色に塗装しています。
一番下の画像は、実際の展示風景です。