
松屋銀座での小物展示。
September 03 , 2016
無事に終了致しました。ご来場頂き誠にありがとうございました。
お話を頂いている企業の方々にもお越しいただき、打ち合わせもさせて頂きました。
職人がデザイン、設計をし、作り、売る、という昔に遡っていくことを見据えています。
デザイナーは作ってはいけない、職人はデザインしてはいけない、
効率化や不器用さが産んだ思い込みを、少しずつでも変えていければと思います。
器用に作れる人間が、絵が描けないことは絶対にないと思います。
同時に、絵を描ける人間が努力すればCADは使いこなせる、ということも言えると思います。
クラフトの場合は自分で作れる為に2次元で大丈夫なのですが、プロダクトのように多くの人が関わる仕事では、
3次元のCADとプレゼンテーションのためのグラフィックソフトも必要になります。
その場で絵を描き、図面も書けなければならないと思っていて、工房に見学に来る学生にはいつもそれを伝えています。
大工さんと電気屋さんと設備屋さん、現場監督さんに、納期がない中その場で鉛筆書きですぐに図面で伝える事が出来なければ、
家具職人として生きて行くには厳しいと思っています。