書棚。

天井まで伸びた書棚(飾り棚)です。

その空間を埋めるために作られた家具は、ただの造作家具になってしまうと思います。

例えば、背板を付けないことで明かりとの関連を考えたり、

レベルを変えることで飾られるモノを見栄えよく見せたり、

ということで、デザインと呼ばれるように考えます。

左の扉枠と少しスキマを空けたのも理由があります。

 

本が好きな方は、本をオブジェのような感覚で捉える方も多いと思います。

飾られるものを引きたたせることが、家具の機能のひとつです。

上部の違い棚の所には、お子様の手が届きにくいので、花や草を飾って楽しめると思います。

こちらも水に強いウレタン塗装を施しています。

 

壁についているカウンターも作らせて頂いていて、見た目は薄く見せていますが、

実際の厚みは45ミリあり、使うとその重厚感が感じられると思います。

天板は簡単な面取りだと、がさつな感じが出てしまい、今回は椅子との相性も考えてこのような加工をしています。

 

 



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